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【HHKB活用編 vol.8】みんなFnキー、どう使ってる?HHKBユーザーのリアルな活用術を調べてみた。

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こんにちは、かっぺいです。

HHKBを使い始めて、ずっと考えていることがあります。

Fnキー、もっと使いこなせないか?

前回の記事で、自分はFnキーを「ときどき使う程度」と書きました。でも、調べれば調べるほど、Fnキーこそがコンパクト配列の核心だということに気づいてきました。

「FnキーはHHKBの肝」とまで言う人もいる。たしかに、少ないキー数を補完するために、Fnとの組み合わせは欠かせない。

そこで今回、HHKBユーザーがネット上でどう使っているかを徹底リサーチしました。実用的な活用例を集めたので、自分も含めて参考にしてみましょう。

もくじ

まず知っておきたい:Fnには「表」と「裏」がある

HHKBの世界では、こんな呼び方があるそうです。

  • 表レイヤー:通常のキー入力
  • 裏レイヤー:Fnキーを押しながらの入力

この裏レイヤーをどう設計するかが、HHKBの使い心地を決定づける。これが多くのユーザーの共通認識のようです。

みんなのFn活用法、5パターン

リサーチして見えてきた、代表的なFn活用パターンを整理します。

パターン①:矢印キーを「ホームポジション」に持ってくる

一番多かったのがこれ。

デフォルトのHHKBの矢印キーは ;← '→ [↑ /↓ という配置ですが、これを JKILに割り当て直す人が多い。

Fn +動作
Fn + I
Fn + K
Fn + J
Fn + L

ホームポジションのままで矢印操作ができる、というわけです。右手の人差し指〜薬指でカバーできる範囲なので、たしかに合理的。

ただこれ、「Fnキーを左親指で押せるようにすること」とセットで真価を発揮するそう。次のパターンに続きます。

パターン②:左親指でFnを押せるようにする

これが最重要ポイントかもしれません。

HHKBのFnキーは右下にあるので、デフォルトだと右小指で押すことになる。でも右小指でFnを押しながら右手で矢印操作……って、無理ですよね。

そこで多くのユーザーがやっているのが、左下の◇キー(または左Alt)をFnに変更するカスタマイズ。

「ホームポジションで左親指をちょっと曲げるだけでFnキーを押すことができます。これで最高の矢印キー操作が可能となります」 (hhkb-labo.com より)

左親指でFn、右手で矢印キー操作。これでホームポジションを一切崩さずに、全方向のカーソル移動が可能になる。

なるほど、これは試したくなる。

パターン③:BS・Delete・Enterも裏レイヤーに

矢印だけじゃない。BackSpaceやDeleteやEnterまで裏レイヤーに割り当てる強者もいます。

Fn +動作
Fn + ABackSpace
Fn + SDelete
Fn + SpaceEnter

これは賛否分かれそうですが、極限までホームポジションから動きたくない人にはアリ。

ある人はこう書いていました。「自分のHHKB以外のキーボードではタイピングができなくなる」。カスタマイズが進むほど、HHKBから離れられなくなるわけです。これは沼。

パターン④:テンキー化

HHKBにはテンキーがありません。でも、Fn + 右手側のキーをテンキーとして使うカスタマイズも人気です。

Fn +数字
Fn + J1
Fn + K2
Fn + L3
Fn + U4
Fn + I5
Fn + O6

右手側にテンキー配列を再現する、というアイデア。Excelやスプレッドシートで数字を多用する人には、これは便利そう。

「HHKBに追加テンキーは必要なし」と言い切るブログもありました。Fnキーがあれば、テンキーも独立した矢印キーもいらない、という思想ですね。

パターン⑤:ファンクションキー(F1〜F12)の活用

これはデフォルト設定ですが、意外と知られていない使い方。

Fn +動作
Fn + 1〜0F1〜F10
Fn + -F11
Fn + =F12

Macだと「Fn + F11」で輝度ダウン、「Fn + F12」で輝度アップなど、機能キーとして使う場面はあります。HHKBでも同じ感覚で使える、というだけの話ですが、これを知っておくと「あ、Macの輝度調整できないんだけど」とならずに済む。

結局、自分はどうする?

リサーチして、自分の中で答えが見えてきました。

優先順位はこうしようと思います。

第1段階:左◇キーをFnに変更

これを試してみたい。左親指Fnの快適さが、みんな口を揃えて言うほどならば、体験してみる価値はある。

ただ、ここで1つ悩みが出てくる。

左◇キーをFnに変えたら、左Commandキーがなくなる。

自分は普段、Commandキーは左しか使っていない。Cmd+C、Cmd+V、Cmd+S……全部左親指でCommandを押している。これが完全に染み付いている。

それを右Commandに切り替えるって、どうなんだろう。最初は絶対戸惑う。

でも、よく考えてみると——右手でCommandを押す方が、実はタイピング効率がいい可能性もある。CキーもVキーも左手側にあるから、左Cmd + 左Cでコピーするときって、左手が忙しすぎる。右Cmd + 左Cの方が、両手で分業できて合理的かもしれない。

うーん、どうだろう。

こればっかりは、試してみないとわからない。

というわけで、ここは「やってみる」一択です。失敗したら戻せばいい。それがキーマップ変更ツールのいいところ。

第2段階:矢印キーをJKILに割り当て

左親指Fn + 右手JKILでの矢印操作。これが定着すれば、Ctrlショートカットでカバーしきれない場面(例:選択範囲を動かすときなど)も快適になりそう。

第3段階:必要に応じてテンキー化やBS/Del追加

これは慣れてから、徐々に試していく。一気にやると混乱しそうなので、段階的に。

大事なのは「正解は人それぞれ」ということ

リサーチして強く感じたのは、HHKBのキーマップに「正解」はないということです。

ある人は親指Ctrl派、ある人は親指Fn派。動画編集をする人は矢印キーを残し、文章中心の人はEmacsキーバインドだけで戦う。

自分の使い方に合わせて、少しずつ育てていく。 これがHHKBという文化なのだろうな、と。

前にも書きましたが、HHKBは「育てるキーボード」。Fnキーのカスタマイズは、まさにその育成の核心部分です。

次回、実際にカスタマイズしてみる

次回は、今回得た知見をもとに、自分のHHKBを実際にカスタマイズしてみます。

「キーマップ変更ツール」を使って、本当に親指Fnは快適なのか。JKIL矢印は手に馴染むのか。右Commandに慣れることはできるのか。失敗例も含めて、リアルに書きます。

お楽しみに。

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