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【HHKB活用編 vol.9】左◇キーをFnに変えてみた。薬指が主役になる日が来るとは思わなかった。

GADGET

こんにちは、かっぺいです。

前回の予告通り、ついにキーマップ変更に手を出しました。

挑戦したのは1つ。左◇キー(左Command)をFnに変更すること。

結論から言います。

いや、思ってた以上にいけるぞ!

もくじ

左Cmdを変える、というハードル

正直、めちゃくちゃ抵抗がありました。

Cmd+C、Cmd+V、Cmd+S、Cmd+Z……これらのショートカットを、自分は人生で何回押してきたんだろう。すべて、左親指でCmdを押して、左手指で文字キーを押すというスタイルで染み付いている。

それを変えるって、もはやアイデンティティの書き換えに近い。「右Cmdに慣れるなんて、無理じゃない?」と何度も思いました。

でも、やってみました。

結果:「あれ、右Cmdの方がスムーズじゃね?」

実際に右Cmdに切り替えて使ってみると、衝撃の事実に気づきました。

今までの左Cmdの使い方、めちゃくちゃホームポジション崩れてたんよこれ。

冷静に考えてみてください。Cmdを左親指で押すために、左手全体を1段下げる必要があります。距離にして1cm強。それを毎回、コピペするたびに往復しているわけです。

しかもホームポジションが崩れるから、CキーやVキーの位置すら一瞬わからなくなる。実は無意識に、目視しながらタイプしていた自分に気づきました。

何気なく毎日使っていたメジャーショートカットでさえ、地味にタイムロスしていた。これは盲点でした。

右Cmdなら、ホームポジションが崩れない

右Cmdに切り替えたら、こうなりました。

右手はCmdを押すだけ、左手はホームポジションのままCやVを押す。

両手で分業ができる。目視も不要。タイピングのリズムが崩れない。

「あれ、これむしろ快適なのでは?」

今まで20年以上、左Cmd1択でやってきた自分にとって、これは衝撃でした。

薬指の時代が、ついに来た

ただ、ここで1つ問題があります。

ネットで調べた限りでは、「Cmdキーを親指で押す」派が圧倒的多数。でも、自分は親指が短いので、これがちょっと窮屈なんです。ツイスターをしている気分になる。

(ツイスター、若い方はぜひググってください。手足を色のついた円に置いていく、面白おかしいパーティーゲームです。家族や友達と盛り上がるには最高のゲームですが、HHKBの上ではやりたくない)

そこで登場するのが、薬指です。

薬指って、生活のどの場面でも、あまり活躍しないですよね。単独だと動かしづらくて、使いづらい指。指輪をはめるためにある指?とまでは言わないけれど、そんな印象。

でも、ぜひ試してほしい。ホームポジションから、右手薬指を2キーほど真下に下げてみてください。

『ほら!そこがCmdだ』。

ついに薬指がメインキーを担う時代が訪れたのです。今まで日陰だった彼に、スポットライトが当たる瞬間。なんだか感慨深い。

左Cmd → Fn化、解禁

右Cmdの快適さがわかった瞬間、もう怖くなくなりました。

左◇キーは、Fnにトランスフォーム可能。

これがやりたかった。これがやれるようになった。

正直、HHKBデフォルトの矢印キー配置(;← '→ [↑ /↓)は、直感的にちょっと押しづらい。小指・薬指で対応することになるので、動かしづらいし、連打もしづらい。長文の中でカーソルを動かしたいときに、地味にストレスでした。

ここで前回紹介したJKIL矢印の出番です。

Fn +動作
Fn + I
Fn + K
Fn + J
Fn + L

すでにホームポジションとして押さえているキー。馴染まないわけがない。

そして左Fnの押し方も、もちろん薬指です。

ホームポジションから、左手薬指を2キーほど真下に下ろしてみてください。

『ほら!そこがFnだ!』

左薬指でFn、右手JKILで矢印操作。これがもう、信じられないくらい快適です。

快適すぎて、矢印を押す必要がないのに押してしまう

おいおいおいおい。

快適すぎて、必要ないのに矢印キーを押しちゃうじゃないか!

文章を編集していて、特にカーソルを動かす必要がないのに、ついJKILを押している自分がいる。気持ちよくて、押したくなる。これは新しい体験です。

「ホームポジションを崩さずに全部完結する」ということが、ここまで気持ちいいとは思わなかった。HHKBの設計思想に、また一歩近づけた気がします。

数日使ってみての総評

今回、今までの自分からしたらかなり挑戦的なキーマッピングでした。左Cmdという聖域に手を入れたわけですからね。

でも結果として、タイピングライフの質が確実に上がっている実感があります。

もちろん、まだ完璧に慣れたわけではないです。

  • 頭が混乱して、どっちのCmdを使うか一瞬迷う
  • 「これどうやるんだっけ」となる
  • 矢印キーがないのに、ない場所を押そうとして空振る
  • 古い癖で左手をホームポジションから下げそうになる

こういう不手際は普通に発生しています。それでも、全体としては前進している。HHKBの良さが、より鮮明にわかるようになってきました。

ただ、気づいてしまった

ひとつ、気づいてしまったことがあります。

これ、HHKB以外を使ったら、めっちゃ不便じゃね?

会社の備品キーボード、出先のMacBookの内蔵キーボード、家族のPC……。HHKBに慣れすぎると、それ以外のキーボードに戻ったときに、ストレスで倒れるかもしれない。

完全にHHKB依存症の入り口に立っている。たぶんもう、引き返せない。

次回、もしかするとまた変えてるかも

このキーマップで継続的に使い続けて、また経過レビューをしていきます。

もしかしたら、もっと攻めたカスタマイズに進んでいるかもしれない。テンキー化、BS/DelのFn割り当て、Enterまで裏レイヤーに……まだまだ沼は深い。

お楽しみに。

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