こんにちは、かっぺいです。
ポチりました。
前回の記事でお伝えした通り、メルカリという名の錬金術を発動し、悲願の購入ボタンを押しました。HHKB Hybrid Type-S、墨。US配列。
もう後戻りはできません。というか、する気もない。
もくじ
注文した瞬間の気持ち
ポチった直後、なぜか少し静かな気持ちになりました。
あれだけ「HHKB、HHKB」と頭の中でぐるぐるしていたのに、注文完了画面を見た瞬間、すっと落ち着いた。やることはやった、という感じ。
でも5分後にはもうそわそわしていました。
注文履歴を開く。配送状況を確認する。まだ変わっていない。また確認する。変わっていない。
注文してから届くまでの時間が、一番長い。

暇な方はぜひ付き合ってほしい。私のタイピング人生の話。
届くまでの間、少し関係ない話をしよう。

そもそも、なぜ私がここまでキーボードに執着するようになったのか。思い起こせば、その原点は小学生か中学生の頃にある。
ラグナロクオンライン。

当時、友達同士で激ハマりしていたPCゲームだ。今でこそ珍しくないMMORPGだが、当時はまだ黎明期。ネット上でリアルの友達や見ず知らずのネット民と協力してレベル上げやボスを倒していく、あの体験は強烈だった。
それまでは1人の家に集まって、タコ足配線のコントローラーで順番待ちをするのが当たり前。学校が終わったらダッシュで家に帰り、ランドセルを放り投げ、ランドセルが大きな音を立てて地面に着地した頃にはもう自転車で駆け出していた。さぁいよいよ自分の番、という時に帰る時間が訪れてしまうのである。
ところがラグナロクは、何人でも一緒に遊べる。家に帰って電源ボタンをポチッとするだけで、みんなと冒険ができる。今を生きる若者にはこの感動はわからないだろう。どこか大人になった気分だった。
タイピング、という大きな壁

ところが、ここで大きな壁が立ちはだかる。
ゲーム内の会話はタイピングが必須。ボイチャ?ダイヤル式の黒電話がまだ蔓延っていた時代に、そんな高等手段があるはずがない。打つしかないのだ。打つべし打つべしの時代なのだ。
当時の私のタイピングレベルといえば、「あいうえお」でさえ右手人差し指一本。小さい「っ」や「ゅ」の打ち方もわからない。Ctrl?Shift?なにそれ、そもそもなんて読むの?という有様だ。
だが戦闘の場面では、そんな悠長なことをしている場合じゃない。「サポートよろしく」「回復お願い」「○んだ」。咄嗟のタイプは必須スキル。なんなら戦闘中に友達がログインしてきて「よっ!」と挨拶。無視するなんてあり得ない。高速タイプが、強戦士の証でもあったのだ。
面白いもので、練習などはしなかったが、メキメキ上達していった。パーティを作るためのコマンド「/organize ○○」なんて光速で打てるようになっていた。……ふふッと笑みをこぼしたあなたは同志だろう。
風呂敷とブラインドタッチ
転機はA君の一言だった。「ブラインドタッチ?」
いつも鼻が垂れていて、どこか鈍臭い。思わず自分より低ランクと認定させコンプラ違反まで導いてしまうような存在のA君が、自慢げにブラインドタッチを実践している。
「A君はこんなかっこいいものを持っていたのか。」

初めてかっこいいと感じた瞬間はさておき。
慌てて家でホームポジションに指を添え、家に転がっていた風呂敷でキーボードと手を覆い、「風呂敷知らんか?」と探している親のことなど目もくれず、励んだものだ。
とは言っても、ゲームに熱中しているうちに自然とできるようになっていた。
ブラインドタッチができるようになってからは、さらに加速した。中学でも高校でも、授業でパチパチっとタイプすると「すげっ」と聞こえてきた。これは自慢だった。「あいつオタク?」というやつでさえ、僻みに聞こえる誇らしさだった。
幸いなのは、その言葉が女子の一声でなかったこと。もしそうなっていたら、その日以来キーボードを投げ捨て、恐怖し、この記事も書いていなかっただろう。
そして、行き着いてしまった
専門学校のレポートも、就職してからの資料作りも、タイピングは最強スキルだった。
そしてたどり着いたのが、Macショートカットだ。ショートカットについては別記事に書いているのでぜひ読んでみてほしい。約束しよう、もう引き返せなくなる。
ショートカットもある程度できるようになってくると、次に気になってくるのはスキルではなく、スキルを活かすガジェットの存在だ。
そうなるとわかるよな。
そうだ、HHKBなのだ……!
お後がよろしいようで。
次回、遂に到着&開封

至高の時間は訪れるのか。至高の体験は待っているのか。
届いたら、全部正直に話します。お楽しみに。



コメント