こんにちは、かっぺいです。
前回の予告通り、ついにキーマップ変更に手を出しました。
挑戦したのは1つ。左◇キー(左Command)をFnに変更すること。
結論から言います。
いや、思ってた以上にいけるぞ!
もくじ
左Cmdを変える、というハードル

正直、めちゃくちゃ抵抗がありました。
Cmd+C、Cmd+V、Cmd+S、Cmd+Z……これらのショートカットを、自分は人生で何回押してきたんだろう。すべて、左親指でCmdを押して、左手指で文字キーを押すというスタイルで染み付いている。
それを変えるって、もはやアイデンティティの書き換えに近い。「右Cmdに慣れるなんて、無理じゃない?」と何度も思いました。
でも、やってみました。
結果:「あれ、右Cmdの方がスムーズじゃね?」

実際に右Cmdに切り替えて使ってみると、衝撃の事実に気づきました。
今までの左Cmdの使い方、めちゃくちゃホームポジション崩れてたんよこれ。
冷静に考えてみてください。Cmdを左親指で押すために、左手全体を1段下げる必要があります。距離にして1cm強。それを毎回、コピペするたびに往復しているわけです。
しかもホームポジションが崩れるから、CキーやVキーの位置すら一瞬わからなくなる。実は無意識に、目視しながらタイプしていた自分に気づきました。
何気なく毎日使っていたメジャーショートカットでさえ、地味にタイムロスしていた。これは盲点でした。
右Cmdなら、ホームポジションが崩れない

右Cmdに切り替えたら、こうなりました。
右手はCmdを押すだけ、左手はホームポジションのままCやVを押す。
両手で分業ができる。目視も不要。タイピングのリズムが崩れない。
「あれ、これむしろ快適なのでは?」
今まで20年以上、左Cmd1択でやってきた自分にとって、これは衝撃でした。
薬指の時代が、ついに来た

ただ、ここで1つ問題があります。
ネットで調べた限りでは、「Cmdキーを親指で押す」派が圧倒的多数。でも、自分は親指が短いので、これがちょっと窮屈なんです。ツイスターをしている気分になる。
(ツイスター、若い方はぜひググってください。手足を色のついた円に置いていく、面白おかしいパーティーゲームです。家族や友達と盛り上がるには最高のゲームですが、HHKBの上ではやりたくない)
そこで登場するのが、薬指です。
薬指って、生活のどの場面でも、あまり活躍しないですよね。単独だと動かしづらくて、使いづらい指。指輪をはめるためにある指?とまでは言わないけれど、そんな印象。
でも、ぜひ試してほしい。ホームポジションから、右手薬指を2キーほど真下に下げてみてください。
『ほら!そこがCmdだ』。
ついに薬指がメインキーを担う時代が訪れたのです。今まで日陰だった彼に、スポットライトが当たる瞬間。なんだか感慨深い。
左Cmd → Fn化、解禁

右Cmdの快適さがわかった瞬間、もう怖くなくなりました。
左◇キーは、Fnにトランスフォーム可能。
これがやりたかった。これがやれるようになった。
正直、HHKBデフォルトの矢印キー配置(;← '→ [↑ /↓)は、直感的にちょっと押しづらい。小指・薬指で対応することになるので、動かしづらいし、連打もしづらい。長文の中でカーソルを動かしたいときに、地味にストレスでした。
ここで前回紹介したJKIL矢印の出番です。
| Fn + | 動作 |
|---|---|
Fn + I | ↑ |
Fn + K | ↓ |
Fn + J | ← |
Fn + L | → |
すでにホームポジションとして押さえているキー。馴染まないわけがない。
そして左Fnの押し方も、もちろん薬指です。
ホームポジションから、左手薬指を2キーほど真下に下ろしてみてください。
『ほら!そこがFnだ!』
左薬指でFn、右手JKILで矢印操作。これがもう、信じられないくらい快適です。
快適すぎて、矢印を押す必要がないのに押してしまう
おいおいおいおい。
快適すぎて、必要ないのに矢印キーを押しちゃうじゃないか!
文章を編集していて、特にカーソルを動かす必要がないのに、ついJKILを押している自分がいる。気持ちよくて、押したくなる。これは新しい体験です。
「ホームポジションを崩さずに全部完結する」ということが、ここまで気持ちいいとは思わなかった。HHKBの設計思想に、また一歩近づけた気がします。
数日使ってみての総評

今回、今までの自分からしたらかなり挑戦的なキーマッピングでした。左Cmdという聖域に手を入れたわけですからね。
でも結果として、タイピングライフの質が確実に上がっている実感があります。
もちろん、まだ完璧に慣れたわけではないです。
- 頭が混乱して、どっちのCmdを使うか一瞬迷う
- 「これどうやるんだっけ」となる
- 矢印キーがないのに、ない場所を押そうとして空振る
- 古い癖で左手をホームポジションから下げそうになる
こういう不手際は普通に発生しています。それでも、全体としては前進している。HHKBの良さが、より鮮明にわかるようになってきました。
ただ、気づいてしまった
ひとつ、気づいてしまったことがあります。
これ、HHKB以外を使ったら、めっちゃ不便じゃね?
会社の備品キーボード、出先のMacBookの内蔵キーボード、家族のPC……。HHKBに慣れすぎると、それ以外のキーボードに戻ったときに、ストレスで倒れるかもしれない。
完全にHHKB依存症の入り口に立っている。たぶんもう、引き返せない。
次回、もしかするとまた変えてるかも
このキーマップで継続的に使い続けて、また経過レビューをしていきます。
もしかしたら、もっと攻めたカスタマイズに進んでいるかもしれない。テンキー化、BS/DelのFn割り当て、Enterまで裏レイヤーに……まだまだ沼は深い。
お楽しみに。


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