こんにちは、かっぺいです。
Claude Codeは便利です。便利すぎる。便利すぎるからこそ、最初に知っておくべきことがあります。それが権限です。
何を読んでいいのか。何を編集していいのか。どのコマンドを実行していいのか。ここを知らずに使うのは、家の合鍵を渡してから「やっぱり寝室は入らないで」と言うようなものです。
遅い。いや、遅すぎる。
この記事でわかること
- Claude Codeの権限がなぜ大事なのか
- 読み取り・編集・コマンド実行の違い
- 初心者が避けたい危険な許可
- 安全に使うための考え方
Claude Codeは「できること」が多い
Claude Codeは、ファイルを読める。編集できる。コマンドを実行できる。Gitも触れる。プロジェクト全体を見ながら作業できる。
これは強い。ただし、強い道具には安全装置が必要です。
公式ドキュメントでも、Claude Codeには細かい権限設定や許可モードが用意されています。つまり、そもそも「何でも勝手にやる前提」の道具ではない。ちゃんと玄関で止める仕組みがある。
標準では、Claude Codeはファイル変更の前に確認を求めます。ただし、セッション中に「Accept all」系のモードを使ったり、設定ファイルで許可ルールを広げたりすると、確認の出方は変わります。だからこの記事では、初心者向けに「まず確認を飛ばさない」前提で話します。
先に結論
Claude Codeの安全性は「信じる」ではなく「許可の範囲を決める」で作る。初心者は最初、読ませる・説明させる・小さく編集させる、の順番が安全です。
権限はざっくり3種類で考える
難しい設定名を全部覚える必要はありません。まずは3種類で考える。
| 種類 | 何をするか | 初心者の考え方 |
|---|---|---|
| 読み取り | ファイルを読む、検索する | 比較的安全。まずここから |
| 編集 | ファイルを書き換える | 差分を見ながら小さく許可 |
| 実行 | コマンドを動かす | 内容がわからなければ止まる |
読み取りは、家の中を見てもらう感じ。編集は、家具を動かしてもらう感じ。実行は、電動工具を使ってもらう感じ。同じ「作業」でも、怖さが違う。
ここを分けて考えるだけで、かなり安全になります。

初心者は「許可しない勇気」を持つ
Claude Codeを使っていると、確認が出ることがあります。ここで焦って全部OKしない。読めないものは止まる。わからないコマンドは聞く。
「これは何をするコマンドですか?」と聞けばいい。恥ずかしくない。むしろ正しい。
よくわからないままOKを押すのは、知らないおじさんに「ちょっと車貸して」と言われて鍵を渡すようなもの。ダメ。絶対に一回聞こう。
危ない作業は最初から分ける
初心者が特に慎重になった方がいい作業があります。
注意
削除、上書き、本番公開、課金、APIキー、認証情報、データベース操作は最初から丸投げしない。まずは方針説明とリスク整理だけ頼む。
たとえば、こう頼む。
この作業のリスクを説明してください。
まだファイル編集やコマンド実行はしないでください。
初心者が確認すべきポイントを箇条書きにしてください。
これでいい。いきなりやらせない。まずリスクを見せてもらう。怖い場所を地図にしてもらう。それから進める。

権限設定で覚えておきたいこと
Claude Codeには、手動で確認しながら進めるモードや、編集を自動承認しやすくするモードなどがあります。ただ、初心者が最初から自動承認に寄せる必要はない。最初は手動でいい。むしろ手動がいい。
初心者の安全ルール
- 最初は確認を飛ばさない
- 危ないコマンドは意味を聞く
- 本番環境や大事なフォルダでは練習しない
- Gitで戻せる状態にしてから編集する
便利さを急ぎすぎない。最初は少し面倒なくらいでちょうどいい。
AIに作業を任せるのではない。AIと作業を確認するのだ。

まとめ:Claude Codeを家に入れるなら、部屋を決める
Claude Codeは優秀です。でも、優秀だから全部入れていいわけではない。玄関まで。リビングまで。冷蔵庫はまだダメ。そういう線引きが大事です。
Claude Codeの安全設定は、AIを疑うためではなく、自分が安心して使い続けるための境界線です。
怖いなら、怖いままでいい。その怖さは安全装置になる。
最初はゆっくり。確認しながら。合鍵は、少しずつ渡そう。
参考
- Claude Code Permissions:https://code.claude.com/docs/en/permissions
- Claude Code Settings:https://code.claude.com/docs/en/settings