こんにちは、かっぺいです。

最近、ちょっとおかしなことをしています。

「今日は筋トレに行く。」
「今日の夕飯はカレーにしようと思っている。」
「明日は9時から歯医者。」

こういう独り言を、Claude Codeにただつぶやいているんです。

正直、最初は暇つぶしの延長でした。でも気づいたら、これがとんでもなく便利な仕組みに育っていました。

つぶやくだけで、勝手に秘書が動き出した

きっかけは些細なことでした。

「今日筋トレ行く」とだけ打ったら、Claude Codeが「じゃあリマインダーに追加しておきますね」と返してきたんです。

いや、頼んでない。頼んでないけど、地味に助かる。

そこから調子に乗って、いろいろ試しました。夕飯の予定をつぶやけば献立メモとして残り、明日の予定をつぶやけばスケジュールとして管理される。極めつけは、そのやり取り自体がMDファイルとして日記になっていくことでした。

独り言をつぶやくだけで、スケジュール管理・リマインダー登録・日記化までやってくれる。

これに気づいたとき、普通に鳥肌が立ちました。秘書を雇った覚えはないのに、いつのまにか秘書ができていたんです。

Obsidianと繋いだら、日記が”勝手に”溜まっていく

ここで終わらないのがClaude Codeの怖いところです。

Obsidianをデータベースとして使えるように連携させてみました。すると、日々のつぶやきがそのまま日記としてObsidianに蓄積されていくようになったんです。

私は特に何もしていません。ただ話しかけているだけです。それなのに、気づけば数週間分の記録が、ちゃんとMDファイルの形で積み上がっている。

日記って、続けようと思うと地味にしんどいものです。でも「今日筋トレ行ってきた」とつぶやくだけで済むなら、話は別です。続けるハードルが、限りなくゼロに近くなりました。

でも、結局PCの前でしか使えない問題にぶつかった

ここまでは順調でした。ただ、使い込むうちに、ある不便さに行き着きます。

これ、全部PCの中で完結しているんです。

外にいるときにふと「そういえば今日、あれ頼まなきゃ」と思い出しても、家に帰ってPCを開くまで何もできない。せっかく秘書がいるのに、秘書に会える場所が自宅の机の前だけという、なんとも贅沢な不便さでした。

「外出先からでも、この仕組みに触りたい。」

そう思うのは自然な流れでした。

Next.jsでダッシュボードを作った

そこで手を出したのが、Next.jsによる自作ダッシュボードです。

今日やること、今週やること、今進めているアプリ開発の進み具合。そういったものを一覧で見られる画面を作りました。

これをローカルサーバーで立ち上げると、家にいるあいだはいつでも開けるようになります。今日のタスク、今週のスケジュール、進行中の開発案件のステータス。それが一枚の画面にまとまって見える状態は、想像以上に気持ちよかったです。

ただ、当然というか、ここでまた壁にぶつかります。

ローカルサーバーだから、家のWi-Fiの中でしか見えない。

外出先のiPhoneから開こうとしても、そんなページはこの世に存在しないかのように繋がりません。せっかく秘書を作ったのに、また「家にいないと会えない秘書」に逆戻りです。

Tailscaleを知って、拍子抜けした

ここで登場したのが、Tailscaleというサービスでした。

正直に言います。拍子抜けするくらい、簡単でした。

PC側でやることは、ログインして、アプリを入れる。それだけです。iPhone側も同じで、App Storeからアプリを落として、同じアカウントでログインする。それだけです。

「え、これだけ?」と二度見しました。複雑な設定画面も、ポート開放も、よくわからない専門用語との格闘も、何もありません。

そして、Claude Codeに「ログインしたから、ダッシュボードを外出先のiPhoneからも見えるようにしてほしい」と頼んだだけで、本当にiPhoneからダッシュボードが開けるようになりました。

外出先で恐る恐るiPhoneを開いて、ダッシュボードにアクセスした瞬間。

うわ、できた。

普通に声が出ました。自宅サーバーの中にしかなかったはずの画面が、そのまま手のひらの上に出てきたんです。

今、手元にあるもの

今の状態を整理すると、こうなります。

  • 独り言をつぶやくだけで、スケジュール・リマインダー・日記が自動で片付く
  • 日々の記録はObsidianに自動で蓄積されていく
  • タスクや進捗はNext.jsのダッシュボードで一覧できる
  • Tailscaleのおかげで、そのダッシュボードに外出先のiPhoneからもアクセスできる

つまり、外出先からタスクを放り込むこともできるし、進捗を確認することもできるし、ついでに何かリサーチを頼むこともできる状態になったということです。

秘書が、常に手元にいる。

そう言っても、そこまで大げさではない気がしています。

これ、まだまだ化けると思う

正直、ここまでやってみて、可能性しか感じていません。

今はまだ「タスクを放り込む」「進捗を見る」くらいの使い方ですが、これがもっと育てば、外出先から思いついたことを投げるだけで、帰ってきた頃には作業が進んでいる、みたいな状態も現実的だと思っています。

全部を一気にやろうとする必要はありません。まずは、日々の独り言をつぶやくところから。それだけでも、驚くほど生活が変わります。

Tailscaleの具体的な設定周りは、また別の機会に詳しく書こうと思います。今回はまず、この「秘書化」という体験そのものを共有したくて筆を取りました。

かっぺい