勉強や仕事をしているとついつい長時間になってしまい、長時間イスに座りっぱなしということも多いですよね。
長時間の前かがみ姿勢が続いて、猫背姿勢が定着してしまっていませんか?そういった何気ないことからカラダはどんどん歪んでいきます。
今回は勉強や仕事の合間にできる歪み改善ストレッチを紹介します。
もうすでにカラダが歪んでしまっているかも!
こんなあなたは要注意!歪みの原因をチェック
毎日の快適な生活を手に入れるためには、正しい姿勢を獲得することが必要です。でも勉強や仕事をしているとなかなか難しいことも多いです。
しかも、歪みの原因は勉強中や仕事中に限ったことではなく、家でのリラックスタイムや通学・通勤の時から注意しなければいけません。
いくつか要注意ポイントを紹介しますので、自分に当てはまるかどうかチェックして見てください。
歪みポイントをチェックしよう。
勉強や仕事で長時間イスに座っていませんか?
長時間イスに座っていると背中がどんどん丸くなってしまい、背骨の位置関係がどんどんずれてしまいます。しかも、長時間同じ姿勢で座っていると筋肉が疲れてくるので、後ろから見ると背骨がくの字に捻れるように座ってしまうことが多いです。
人によっては足を組んで座る人もいます。こういった長時間イスに座っていることで背骨は前後左右に歪み、さらに捻れた状態で固まってしまいます。
さらに注目するところは肩甲骨です。背中が丸くなった状況では背骨に近い位置になければいけない肩甲骨が、背骨から大きく離れたところで固まってしまいます。
イスに座っていることも時に背もたれに寄りかかって背中が丸くなっていませんか?
学校で授業を受けている時や仕事の会議中などでイスに座っているとき、背もたれに寄りかかった状態で長時間座り続けていませんか?
そんなあなたは骨盤がどんどん歪んでしまっているはずです。いい姿勢の時には骨盤が立っている状態になりますが、背もたれに寄りかかっている状態では骨盤は後ろに傾き寝た状態になってしまいます。
足を組む癖がある人は特に要注意です。骨盤の前後の歪みに加えて、左右の傾きの歪みや捻れの歪みができてしまいます。
テキストなどが入った重いショルダーバッグをいつも同じ側で持っていませんか?
通学や通勤では重いテキストを持ち運ばなければいけないことも多いです。iPad勉強法を実践している人であれば問題ないかもしれませんが、まだまだiPadで勉強を実践している人は少ないので、街ゆく人を見ていると重そうに持っている人もたくさんいます。
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しかも、ショルダーバックだった場合はカラダにとって最悪な状況です。しかも、ショルダーバッグをかける側がいつも同じ人も多いのではないでしょうか?
重いショルダーバッグを持っている姿を鏡で見るとよくわかりますが、重いバッグに負けないように、バッグがない側に傾いているはずです。重くないから大丈夫と思っている人も要注意です。重くないショルダーバッグでも同じ側でかけ続けていると同じ状況になってしまいます。
こうなると背骨の歪みが背骨・骨盤・股関節がどんどん歪んでいってしまいます。
エスカレーターに頼って階段に登ることが減っていませんか?
自分の生活で階段を登らなければいけないことはありますか?そんな時ついついエレベーターやエスカレーターを使ってしまっている人は要注意です。
階段を登る時には、股関節を大きく曲げることが必要になります。実は日常生活の動作で股関節を大きく曲げて座ることがあっても、股関節を大きく曲げた運動をすることってほとんどないんです。
だから階段を登ることが少なくなっている人は、どんどん股関節が錆びついている可能性があります。
こういった項目に1つでも当てはまっている人はカラダが歪んでいる可能性が大です!
日常生活での間違ったカラダの使い方の繰り返しでカラダは錆つき・悪い姿勢が染みつき、肩こりや腰痛が発症しやすい体になっているはず!
そういったカラダになってしまっているのなら、一刻も早く改善する必要があります。カラダの歪みは一生治らない病気ではないので、毎日のコンディショニングによって必ず改善します。
カラダの歪みをセルフチェック!
カラダの歪みがないと思っているあなたにも少なからず歪みが生まれているはずです。
でも、なかなか歪みを自分でチェックする方法って難しいですよね。そこで、カラダの歪みを知るためのセルフチェックを紹介します。
セルフチェックのポイントは股関節・骨盤・背骨・肩甲骨の4つです。
この4つは日常生活でもっとも歪みが生まれやすい部位で、ここに歪みが生まれることで肩こり・腰痛の原因になってしまいます。
しっかりチェックして、自分の歪みを知りましょう!
股関節の歪みチェック
○しっかり開くかチェック
床に座って、両側の足の裏を合わせて見ましょう。
しっかりと膝を曲げて足を股関節に引き寄せ、つま先を掴みます。
床から膝までの距離が遠い
左右で膝の高さが違う
しっかり膝を曲げて座れない
○しっかり捻れるかチェック
しっかりと両脚を開いて腰を落とし、四股を踏む姿勢にします。太ももと床は平行になるようにします。
両手は膝を持って、左右に上体を捻って見ましょう。肘は曲げずに伸ばしたままで、おへそを横に向けるように捻ってください。
骨盤の歪みチェック
○しっかり傾くかチェック
両脚を肩幅に広げて、背筋を伸ばして立ちます。両手は腰に当てます。
姿勢は崩さず右足の踵をあげて爪先立ちになるようにして、右側の骨盤を持ち上げます。
同様に左側を骨盤を持ち上げます。
骨盤を持ち上げられない
左右差がある
○しっかり倒れるかチェック
両脚を肩幅に広げて、背筋を伸ばして立ちます。両手は腰に当てます。
頭の位置を変えないでお尻を上斜め後ろに向けるように骨盤を傾けます。
次にお尻を地面に向けるように骨盤を傾けます。
前傾・後傾どちらもできない
どちらかしかできない
スムーズに動かない
あまり動かすことができない
背骨の歪みチェック
○横に倒せるかチェック
椅子に座って、背筋を伸ばして上半身が床と垂直になるようにします。
下半身が動かないように手を腰に当てて固定します。
上半身の床との垂直を保ったまま、左右に傾けます。
あまり傾けることができない
左右で差がある
下半身や骨盤が動いてしまう
○しっかり捻れるかチェック
椅子に座って、背筋を伸ばして上半身が床と垂直になるようにします。
腕組みするように両腕をクロスさせます。
上半身の垂直を保ったまま後ろを見るようにカラダを捻ります。
捻ることができない
左右で差がある
スムーズに捻れない
○前後に倒せるかチェック
椅子に座って、背筋を伸ばして上半身が床と垂直になるようにします。
骨盤の位置や傾きは変えないで上半身を前に倒して、床を見るように曲げていきます。
次に天井を見るように上半身を後ろに倒していきます。
どちらもできない
片方しかできない
スムーズに倒せない
肩甲骨の歪みチェック
○左右に動くかチェック
四つ這いになって、両肩の真下に手をついて、両股関節の真下に膝をつきます。
肩甲骨同士をくっつけるようにして、胸を床に近づけていきます。
次に肩甲骨同士を引き離すようにして、背中を天井に近づけていきます。
両方できない
どちらかしかできない
スムーズに動かない
○上下に動くかチェック
背筋を伸ばして立ちます。
その状態から肩を耳につけるように肩甲骨を引き上げます。
次に手を床に近づけるように肩甲骨を引き下げます。
引き上げられない
引き下げられない
両方できない
スムーズに動かない
まとめ
いかがだったでしょうか?日々勉強や仕事に励んでいるとなかなか自分のカラダと向き合う機会が減ってしまって、カラダの歪みや錆びつきに気づかなくなってしまいます。
そうなることで、肩こりや腰痛が発症してしまったり、悪化することになるのです。肩こり・腰痛は若かろうが歳をとっていようが関係なく起こる障害です。日頃のチェックを怠らずに自分のカラダがどんな状態なのか歪みのセルフチェックを定期的に行なってください。
もしも歪みチェックで要注意になってしまった時には、股関節・骨盤・背骨・肩甲骨それぞれに歪み改善体操があるので実施するようにしてください。
カラダも日頃のメンテナンスが必要です。定期チェック・早期発見・早期改善で快適に勉強や仕事に取り組みましょう。