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MX MASTER 4、買って1週間で売った。憧れて買ったのに、合わなかった話。

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※本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。実際に2万弱で買って、1週間使って、売った——その正直な体験を、良かった点も含めて全部書きます。

こんにちは、かっぺいです。いきなり結論から言います。

MX MASTER 4、売りました。 買って、1週間で。

ガジェット好きとして、これはなかなかに苦い告白です。だって、ずっと憧れていたマウスだったから。それを2万弱で念願の購入をして、1週間で手放した。我ながら、潔いというか、未練がないというか。

でも、これがリアルな結論なんです。見た目は最高にかっこいい。でも、自分には合わなかった。 今日はその理由を、良かったところも含めて、正直に全部話します。「みんなが絶賛してるけど、本当に自分に合うの?」——買う前にそう思っているあなたに、きっと役立つはずです。

もくじ

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実は、MX MASTER 3の頃からずっと欲しかった

まず白状すると、僕はMX MASTER 3の時代から、このシリーズにずっと憧れていました。 あの「いかにも高機能です」という佇まい、所有欲を刺激する質感。最高じゃないですか。

ただ、値段がそこそこする。 だから「欲しいなぁ」と思いながら、ずっと手を出せずにいたんです。HHKBの時と同じですね。欲しい病。そんなある時、MX MASTER 4が発売された。

  • 親指のボタンを押すと、画面にメニューが出る(Actions Ring)
  • 押すと振動でフィードバックしてくれる

この2つの新機能が、もう真新しくて。「これは作業が劇的に楽になるんじゃないか」と、購買意欲を一気に掻き立てられました。そして、ついに思い切って買ったんです。 2万弱。念願の、MX MASTER 4。

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期待を裏切った、第一の壁——「操作性」

「これで作業がめちゃくちゃ楽になるぞ」。そう期待して使い始めて、まず感じたのは”操作性の悪さ”でした。 正直、想定外だったんです。

重い。そして、大きい。

手に取って、まず感じたのが重さと大きさ。 このマウス、手全体ですっぽり覆って使う設計なんですね。ここで問題になったのが、僕の手のサイズ。 手が小さめだと、このマウスを覆いきれないんです。結果どうなるかというと、各ボタンを押すために、いちいち手を少し動かさないといけない。

さらに、マウス自体に重さがあるので、動かすのにいろんな筋肉を使う感覚がある。使っていると、地味に手が疲れてくる。 これが想像以上にストレスでした。

親指の「奥のボタン」が押せない

親指のところに3つボタンがあるんですが、一番奥のボタンが、本当に押しづらい。 僕の親指が短めなのもあって、深くマウスを握り直さないと押せないんです。「サッと押せてこそのショートカットボタン」なのに、押すたびに握り直していたら、本末転倒ですよね。

第二の壁——「高機能、正直あまり使わなかった」

あれだけ惹かれた新機能。結論から言うと、ほとんど使いませんでした。 理由はシンプルで、「それ使うなら、キーボードショートカットの方が早い」から。

僕の用途は、クリエイティブをガンガンやるわけじゃなくて、ブログを書いたり、コーディングをしたりという日常使い。 そもそも、マウスにそこまで多機能を求めていなかったんです。Actions Ringでメニューを出すより、⌘+Cを押す。そっちの方が、体に染み付いていて速い。「わざわざこの機能、使わなくてもよくない?」——そう感じてしまった時点で、勝負はついていたのかもしれません。

スクロールも、自分には過剰だった

MX MASTERといえば、ぬるぬる回る高速スクロールホイールも売りの一つ。でも、これも正直「そこまで高速じゃなくていいかな」というのが本音でした。しかも、自分の止めたい場所にビシッと止める感覚が、思ったより少なかった。 これなら、後述するMagic Mouseのスクロールで十分だな、と。

決定打——「あれ、このマウスじゃなくてよくない?」

僕は普段、マルチディスプレイ+Macの仮想デスクトップを複数作って、それを切り替えながら作業しています。で、このデスクトップの切り替えが、Magic Mouseの方が圧倒的にやりやすかった。

MX MASTER 4でも設定すればできます。でも、使い比べてしまうと——「あれ、これMagic Mouseでよくない?」 と思ってしまった。操作性も自分に合っていない。得意なはずの機能も、他ので足りる。そうなると、「このマウスである理由」が、自分の中からどんどん消えていったんです。

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そもそも僕は「トラックボール民」だった

ここまで読んで「お前の使い方が特殊なだけだろ」と思う人もいるはず。その通りかもしれません。だから正直に明かします。僕は普段、ELECOMのトラックボール「HUGE(M-HT1DR)」を愛用しています。 これがもう、最高なんです。

  • 人差し指でボールを操作するタイプで、慣れると微調整がしやすい
  • 親指の位置にキーがたくさんあって、押しやすい。いろんな設定ができる
  • 親指でスクロールできて、しかもそのスクロールが左右の認識までできる。だからキーの割り振り次第で、仮想ディスプレイ・デスクトップの切り替えまで直感的にできる
  • 本体が大きく設計されていて、手がとにかく楽

……お気づきでしょうか。MX MASTER 4で僕が不満だった点を、HUGEはことごとく解決しているんです。「親指の奥ボタンが押しづらい」⇔ HUGEは「親指キー群が押しやすい」。「大きくて手が小さいと疲れる」⇔ HUGEは「大きくても手が楽」。

そして何より、手首を動かさず、指だけでポインタを動かせる。 トラックボールに慣れた手にとって、“動かすタイプのマウス”は、もうそれだけで疲れるし、使いづらく感じてしまうんです。MX MASTER 4が悪いというより、僕の体が、すでにトラックボールに最適化されていた。 これも「合わなかった」大きな理由でした。

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公平に言う。「化ける可能性」は確かに感じた

ここまで散々言いましたが、MX MASTER 4をディスりたいわけじゃありません。 むしろ、いいマウスだと思います。だから、フェアに良かった点も書きます。可能性は、めちゃくちゃ感じました。

キー設定をとことんこだわって、使い慣れていけば、きっと「もうこのマウス以外、使いづらい!」となるポテンシャルがある。そういう”沼”の気配は、確かにありました。そして、親指ボタンでメニューが出るActions Ringは、やっぱり画期的。 振動でフィードバックがあるのも未来的で楽しい。使い方次第で、間違いなく化けるマウスです。ただ、使う人は選ぶと思います。

結局、誰に合うのか?

1週間使って売った僕が思う、「向き・不向き」はこうです。

こんな人には合いそうこんな人には微妙かも(=僕)
手が大きめの人手が小さめの人
たくさんのボタン・機能を割り当てて使い倒したい人ショートカット派で、マウスに多機能を求めない人
キー設定を作り込むのが好きな人「設定より、すぐ快適」を求める人
動かすタイプのマウスに慣れている人トラックボール/Magic Mouseに慣れた人

ちなみに、「クリエイティブ作業でボタンを使い倒したい」という人も、僕はMX MASTER 4より、左手デバイスを導入する方が便利なんじゃないかと思っています。マウスに全部背負わせるより、その方が役割分担が綺麗なんですよね。

まとめ:僕には合わなかった。でも”あなた”には、最高の相棒になるかもしれない

正直に言えば、僕にとっては合わなかった。手のサイズ、トラックボールへの慣れ、日常使いという用途——条件が噛み合いませんでした。

でも、ここまで読んでくれたあなたなら、もう気づいているはずです。これ、”合う人”には、とんでもなく強力なマウスだということに。

  • 手が大きめで、しっかり握り込める人
  • 動画編集・イラスト・写真現像など、ボタンやホイールを使い倒すクリエイター
  • アプリごとにキーを作り込んで、自分専用に”育てる”のが好きな人

こういう人にとって、MX MASTER 4は——Actions Ringも、ぬるぬる回るMagSpeedの高速スクロールも、Flowでのデバイス間移動も、ぜんぶが武器になる。 僕が”持て余した”機能を、あなたはガンガン活かせる。正直、ちょっと羨ましいくらいです。

ガジェットは、スペックや評判じゃなく、最後は”自分に合うか”。 そして——あなたがさっきの3つのどれかに当てはまるなら、これは間違いなく「買い」です。 僕みたいに持て余すどころか、「もうこれ以外には戻れない」となる可能性が高い。それくらいのポテンシャルを、確かに秘めたマウスでした。

見た目は、文句なしに最高。あとは、その魅力を存分に活かせるあなたの手に渡るだけです。

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上の3つに当てはまるなら、迷う理由はもうないはず。

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